・加齢のよる歯肉の退縮
・間違った方法での歯ブラシ(力を入れ過ぎたり、ロングストロークにし過ぎたり、歯間ブラシを無理に通したり等)
・口腔衛生状態の不良による歯周病
・咬み合わせの影響によって起こるもの
いずれにしても歯茎が痩せてきてしまった原因を歯科医院で詳しく調べる必要があります。
歯茎痩せ治療の基本は正しいブラッシング(歯ブラシ)を実践して頂く事です。 もちろん、歯石やバイオフィルムを定期的に取り除き、歯科医院でクリーニングを受ける事も大切です。
知覚過敏がおこっている原因別に治療法をご紹介します。
間違ったブラッシング方法によって歯がすり減ったり、歯ぐきが下がって歯の根っこが出てきてしまい、知覚過敏になった場合には、正しい歯磨きの方法を覚えることが大切です。正しい歯磨きで歯が削れたり歯ぐきが下がったりするのを防ぎ、歯の再石灰化を促進することによって知覚過敏を改善します。
歯周病が原因で歯ぐきが下がってしまい、歯の根っこが出てきてしまうことで知覚過敏になってしまうこともあります。上記同様正しい歯磨きの方法を覚えることも大切ですが、原因となっている歯周病を根本から治療する必要があります。
歯ぎしりやかみ合わせに問題があることによって歯が削れたりひび割れ(マイクロクラック)が入ったりすることによって知覚過敏になってしまうこともあります。歯ぎしりが原因と思われる場合には「マウスピース」を装着したり、かみ合わせが原因と思われる場合には歯を少し削ってかみ合わせを調整したりします。